日本料理 さがみ (長野市)         意匠設計 鈴木成治意匠工房

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  外 観
  ライティングによって闇に浮かび上がるシルエットが、建物の存在感を増しています。黒色の外壁が斬新。  
 
   玄 関
  趣向がこらされた玄関前の空間。室内空間への期待が高まります。  
 
 
   玄関ホール
  玄関に入り、坪庭を横目に見ながら風除室を過ぎた先にあるのが、この玄関ホール。木と珪藻土壁の色・質感で、温かい印象。直線と曲線のバランスの妙が冴えます。  
 

   カウンター席

  そして、玄関ホールに入って左手に広がるのが、こちらのカウンター席。  
 
  格式ばった意匠や、豪華な装飾を削いだ数寄屋造り風建築の新生「割烹さがみ」。軽やかにして細やかな意匠がみて取れます。

※数奇屋造り
日本の伝統建築様式のひとつ。
「数寄(数奇)」とは、和歌や茶の湯、生け花などの風流を好むことを表し、
「数奇屋」は、「好みに任せて造った家」とされ、茶室のことを意味します。

 
 

   1F続き間

  1Fにある客間。このようにひとつづきの大広間にもなるし、襖で仕切って個室として使うこともできます。  
 
欄間に施された、指物師さんのさりげない技にも注目。

 
 
   2F廊下
  2F廊下の佇まい。
天井に施された小さなお花の意匠に、数奇屋ならではの遊び心が見えます。
シンプルで洗練された印象の空間です。
 
 
   リフォームされた宴会の間
  2Fにあるこの部屋は、もともとあった建物をリフォームしたもの。  
 
   廊下の下地窓
  奥の個室へとつづく廊下。
天井から下がる"下地窓"は、数寄屋造りに特徴的な意匠です。
"下地窓"は、土壁を塗り残したままで、下地が見えている窓のこと(ここでは
厳密には窓ではなく、純粋に装飾ですが)。
茶道を大成したといわれる千利休が、田舎家にこのような窓を見て、茶室の
風炉先窓に取り入れたのがはじまり、といわれているのだそうです。
 
 
   茶室の水屋風化粧室
  上写真の廊下をつき当たって左の奥にある、女性用化粧室。
下地窓や、やわらかな曲線をもった柱など、茶室の水屋を模した空間です。